WPML XLIFF フィルタ
WPML XLIFFはWordPress用のXMLベースのバイリンガル文書フォーマットです。WordPress自体は多言語のWebサイトコンテンツをサポートしておらず、ローカリゼーションワークフローもありません。多くのWordPressベースのウェブサイトの管理者は、WPMLと呼ばれる安価なWordPressプラグインをインストールしています。多言語コンテンツを使用したり、選択したWebサイトコンテンツを翻訳用にWPML XLIFFファイルとしてエクスポートしたり、翻訳者に (電子メールなどで) 送信したり、翻訳されたファイルをインポートしたりできます。
memoQはWPML XLIFFファイルを扱うことができるので、追加費用なしでWordPressのウェブサイトをローカライズすることができます。
memoQは、次の2つの方法でWPML XLIFFファイルを受信できます:
- CMS API経由 (ファイルはWordPressのWPMLプラグインから直接入手)。CMS APIがインポートを処理します。
- 手動インポート (ファイルは電子メールなどで送られてきたもの)。ファイルをプロジェクトにドラッグするだけです:memoQはそれが特別な種類のXLIFFであることを認識し、WPML XLIFFフィルタでインポートします。
memoQはWPML XLIFFファイルからターゲットテキストをインポートしません。その主な理由は次のとおりです:
- ターゲットテキストがソースにまったく関係していない可能性があります。例えば、「Spanish version coming soon」(ダミーテキスト)かもしれません。
- WPML XLIFFの構造は完全に正しいわけではありません:ファイル内の1つのソースセグメントには、実際は複数のセグメントが含まれる場合があります。memoQではインポート時にこれを処理しますが、ソースセグメントとターゲットセグメントを手動で整合する必要があります。
設定なし:このフィルタには設定がありません。このウィンドウを開く理由はありません。
操作手順
WPML XLIFFファイルはそのままインポートされます。変更できる設定はありません。
完了したら
設定を確定して文書のインポートオプションウィンドウに戻るには:OK(O)をクリックします。
フィルタ構成を変更せず文書のインポートオプションにウィンドウに戻るには:キャンセル(C)をクリックします。
文書のインポートオプションウィンドウで:OK(O)を再度クリックすると、ドキュメントのインポートが開始されます。