フラグメントの結合設定

長いソースセグメントがあり、翻訳メモリからヒットしない場合、memoQはプロジェクトの翻訳メモリと用語ベースよりこのセグメントの小さな部分を探すことができます。翻訳メモリまたは用語ベースに (翻訳とともに) 短いセグメントがある場合、memoQはソースセグメントの小さな部分 (断片) を探し、それらの部分を翻訳で置き換えます。そして、それらの部分を置き換えて提案します。これは自動的に行われます:セグメントに移動したときに、memoQが翻訳メモリと用語ベースを検索し、「パッチワーク」またはフラグメントの結合提案が翻訳結果ペインに表示されます。

フラグメントの結合設定ウィンドウでは、フラグメントとして使用するリソースとその組み合わせ方法をmemoQに指定できます。

操作手順

  1. プロジェクトを開きます。
  2. 前翻訳ウィンドウを開きます:準備リボンの前翻訳をクリックします。前翻訳と統計ウィンドウが開きます。
  3. フラグメントの結合を実行(F)チェックボックスをオンにします。
  4. チェックボックスの横にある設定をクリックします。

    フラグメントの結合設定ウィンドウが開きます。

fragment-assembly-settings

その他のオプション

フラグメントの結合提案に含まれるものを選択します。

含める一致で、用語、翻訳対象外項目、数値、自動翻訳ルールの結果、翻訳メモリおよびライブ文書資料からのフラグメントの置換を選択できます。通常、memoQはソーステキストの一部を置換するためにこれらのすべてを使用します。いずれかを使用しない場合は、これらの項目のチェックボックスをオフにします。

次に、フラグメント結合されたマッチがソーステキストからどれだけカバーするかを選択します。以下を提案のいずれかのラジオボタンを選択します。

  • 1件のヒットでカバーされるフル一致(S):フラグメントの結合一致は、1つの単一フラグメント一致でソースセグメント全体をカバーする必要があります。実際には、これによりフラグメントマッチングがオフになります。
  • 複数のヒットでカバーされるフル一致(M):フラグメントの結合一致はソースセグメント全体をカバーする必要があります。つまり、ソースセグメントのすべての単語は、リソースからの何かによって置き換えられなければなりません。
  • 次の値以上でマッチする一致(W):ソーステキストの一部のみを置換する必要があります。値を設定するには、ラジオボタンの横のボックスでパーセンテージを選択します。通常、memoQでは、ソーステキストの50%以上を置換できる場合、フラグメント一致が提供されます。

ソーステキストを含まないフラグメント結合された提案を作成できます。この場合、置換できないテキストは候補に含まれません。この場合は、一致が見つからない場合ソーステキストを削除(D)チェックボックスをオンにします。

通常、memoQは、置換されるソーステキストに合わせて、単語の小文字/大文字の設定を調整します。これを停止するには、用語のケースを変更しないチェックボックスをオンにします。これをオンにすると、memoQは用語ベースから大文字/小文字の設定を保持します。

完了したら

設定を保存して前翻訳と統計ウィンドウに戻るには:OKをクリックします。

設定を保存せずに前翻訳と統計ウィンドウに戻るには:キャンセル(_C)をクリックします。