memoQ TMSのサービスユーザーの変更

通常、memoQ TMSサービスは、いわゆる仮想サービスアカウントの名前で実行されます。これは実質的にサービスと同じ名前のユーザーです。このアカウントは、サーバーまたはドメインのユーザーリストには表示されませんが、アクセス権を付与できます。つまり、仮想サービスアカウントがサービスになりすまし、それが自動的に実行されます。

memoQ TMSに属するすべてのものが同じコンピュータ上で実行されている場合、サービスユーザーを変更する理由はありません。ただし、memoQ TMSサービスが別のコンピュータ上のリソース (ファイルなど) にアクセスする必要がある場合は、他のコンピュータにも十分なアクセス権があることを確認する必要があります。これは仮想サービスアカウントでは機能しない可能性があります。

たとえば、プロジェクトファイル保管フォルダが別のサーバーにある場合は、memoQ TMSのサービスアカウントを変更する必要があります。その場合は、両方のマシンで使用可能なユーザーアカウントを使用する必要があります。Windowsシステムでは、2つのコンピュータを同じドメインに入れ、ドメイン全体のアカウントを使用して、memoQ TMSサービスになりすますのが一般的な解決策です。そのユーザーは、ファイル保存場所を持つもう一方のコンピュータでも認識されるからです。

コンピュータネットワークを操作した経験があり、ここに書かれていることがすべて明らかでない限り、変更を加えないでください。

操作手順

これを行うのは、memoQ TMSはサーバーコンピュータにすでにインストールされている状態の時です。

  1. リモートデスクトップからmemoQ TMSコンピュータにログインします。

  2. 開始画面または開始メニューを開きます:Windowsキーを押します。

  3. memoQと入力し、結果が表示されるまで待ちます。

  4. リストで、memoQ TMS deployment toolをクリックします。

  5. プログラムの実行を確認するメッセージが表示される場合があります。はいまたは実行をクリックします。

  6. memoQ TMS deployment toolウィンドウが開きます。必要なのは、1番目のセクション (memoQ TMS) です:

    memoQ TMSはすでにインストールされていますウィンドウで詳細オプションが選択された状態

  1. サービスユーザーを変更する前に、memoQ TMSを停止します。Stop memoQ TMSをクリックします。
  2. 詳細をクリックします:

    deptool-mqs-advanced-menu

  3. メニューからChange service userを選択します。Change memoQ TMS service userウィンドウが開きます:

    deptool-change-se-acc

その他のオプション

別のアカウントを選択し、次へをクリックします。

memoQ TMSが別のサーバーのリソースにアクセスする必要がある場合は、Network serviceまたはこのアカウントの設定を使用する必要があります。このアカウントを選択する場合は、memoQ TMSが使用するアカウントのユーザー名とパスワードを入力します。

次へをクリックすると、データベースおよびmemoQ TMSデータ・フォルダのmemoQ TMSサービスへのアクセス権がデプロイメントツールによって付与されます。ツールは、チェックリストを確認することによって、これを認識します。すべてが緑色の場合は、もう一度次へをクリックできます。

デプロイメントツールでサービスアカウントを変更できない場合は、青色の警告メッセージが表示されます。この場合は、サーバー上のWindowsでサービスプログラムを開く必要があります。リストからmemoQ TMSサービスを見つけます。名前を右クリックして、プロパティを選択します。memoQ Server Service PropertiesウィンドウでLog Onタブをクリックし、そこにアカウントを設定します。この後、memoQ TMSを起動できるかどうかを確認します。元のアカウントに戻す必要がある場合があります。

完了したら

サービスユーザーを最終的に変更しない場合は:任意の場所でキャンセル(_C)をクリックします。

アカウントの変更を完了するには:最初の画面の次へをクリックします。2番目の画面で、すべてのリスト項目に緑色のチェックマークが付いている場合は、もう一度次へをクリックします。最後の画面で、完了をクリックします。

memoQ TMSを再起動します:サービスアカウントが変更されると、デプロイメントツールに戻ります。memoQ TMSセクションで、Start memoQ TMSをクリックします。memoQ TMSの起動と停止の詳細については、memoQ TMSを起動または停止するのトピックを参照してください。