新規フィルタ構成の作成

フィルタ構成は、翻訳が必要な文書をどのように読み取る、つまりインポートするかをmemoQに命令するものです。ドキュメントをインポートする際、memoQはテキストを取得し、書式設定 (および翻訳の必要がないものすべて) を安全な場所に保存します。テキストでない部分をスケルトンといいます。

翻訳が完了すると、翻訳テキストが元のスケルトンに戻されます。翻訳文書はこのようにして作成されます。

フィルタ構成により、どこが翻訳対象テキストなのか、どこがコメントなのか、どこがコンテキストなのか、などをmemoQに認識させることができます。場合によっては、フィルタ構成は翻訳したテキストをスケルトンに戻す方法も指定します。

適切なフィルタ構成は重要です。それによって、翻訳すべきテキストの量、処理すべきタグの数が決まります。基本的に、コストを大きく左右します。

適切なフィルタ構成の作成には、かなりの労力を要する場合があります。多くの場合、正規表現を使用する必要があります。その場合、以降の文書インポートで再利用できるように、フィルタ構成を保存するべきです。

フィルタ構成を編集するには、文書のインポート設定ウィンドウが必要です。フィルタ構成を微調整するには、オプションを設定してインポートコマンドを使って文書をプロジェクトに追加します。

操作手順

リソースコンソールを開きます。フィルタ構成を選択します。リストの下で新規作成をクリックします。

プロジェクトから:プロジェクトを開きます。プロジェクトホームで、翻訳を選択します。文書リボンでインポートの下にある矢印をクリックし、オプションを設定してインポートを選択します。文書のインポートオプションウィンドウで、構成を調整する文書を選択します。下部でフィルタと構成を変更またはすべてのフィルタと構成を変更をクリックします。文書のインポート設定ウィンドウが表示されます。フィルタ構成ドロップダウンボックスで<New configuration>が選択されていることを確認します。インポート設定に、必要な変更を加えます。フィルタ構成ボックスの隣にある保存(ディスク)アイコンをクリックします。

オンラインプロジェクトから:管理対象のオンラインプロジェクトを開きます。memoQ オンラインプロジェクトウィンドウで、翻訳を選択します。ドキュメントリストの空白部分を右クリックし、オプションを設定してインポートを選択します。文書のインポートオプションウィンドウで、構成を調整する文書を選択します。下部でフィルタと構成を変更またはすべてのフィルタと構成を変更をクリックします。文書のインポート設定ウィンドウが表示されます。フィルタ構成ドロップダウンボックスで<New configuration>が選択されていることを確認します。インポート設定に、必要な変更を加えます。フィルタ構成ボックスの隣にある保存(ディスク)アイコンをクリックします。

 
create-filterconfig

リソースコンソールでマイコンピュータが選択された場合。または、ローカルプロジェクトから

create-filterconfig-online

リソースコンソールでmemoQ TMSが選択された場合

create-filterconfig-project

プロジェクトから来ている場合 (オプションを設定してインポート)、文書タイプはグレー表示されます

その他のオプション

完了したら

フィルタ構成を作成するには:OKをクリックします。

リソースコンソールまたは文書のインポート設定ウィンドウに戻り、フィルタ構成を作成または保存しない場合は:キャンセル(_C)をクリックします。

既定の構成:リソースコンソールから作成したフィルタ構成は文書のタイプに既定設定を使用します。他のインポート設定が必要な場合は、編集する必要があります。