自動翻訳ルール
自動翻訳ルールを使用すると、ソーステキストの一部をターゲットテキスト内で対応するテキストに変換する方法を指定できます。日付、数値、法令への参照などのパターンを翻訳したり、単位を変換したりするのに適しています。シンプルなカタログの場合、自動翻訳ルールはフラグメント結合と併せて、シンプルな機械翻訳としての役割も果たせます。
自動翻訳ルールは、テキスト操作のための非常に強力なツールである正規表現に基づいています。特に正規表現によって、自動翻訳ルールをカスタマイズしやすくなります。テキストの検索パターンや置換パターンを指定する必要があります。
この機能を利用するために行うべきことは何もありません(ただし、実際の自動翻訳ルールを作成する必要はあります)。未処理のセグメント(翻訳メモリのヒットがない、または手動入力したセグメント)にカーソルを移動すると、memoQはまず翻訳メモリをスキャンし、さらに用語ベース、自動翻訳ルールセットの順にスキャンします。
ソースセグメントの自動翻訳が可能な部分がスキャンされると、検知された表現がソースセルで自動的に強調表示され、任意のターゲットの表現を手動で挿入できます。これを実行するには、強調表示をダブルクリックするか、翻訳結果ペインの自動翻訳結果を選択します。既定では、自動翻訳の結果は青色のヒットとして表示されます。
注意:memoQには、数多くの自動翻訳ルールがプレインストールされています。
関連項目:自動翻訳ルールの編集