自動ルックアップと挿入

• セグメントを自動スキャン(A)：これをオンにすると、memoQは自動的に翻訳メモリ、用語ベース、その他のリソースの翻訳ヒットを探します。これはデフォルトの設定です。これをオフにすると、memoQは翻訳ヒットの自動検索を停止します。このウィンドウの他のすべての設定は無効になります。
• セグメント確定後、最適な結果を自動挿入：これをオンにすると、memoQは最適なヒットを自動的に挿入します。ウィンドウの下半分で最適なヒットを選択できます。これがデフォルト設定です。これをオフにすると、memoQは最適なヒットを自動的に挿入しません。このウィンドウの他のすべての設定は無効になります。
• 次へ移動の条件が一致するまでセグメントの処理を続ける：これをオンにすると、翻訳エディタでセグメントを確定すると、memoQはその次のセグメントから前翻訳を開始し、次へ移動条件を満たすセグメントに到達したところで止まります。

  例：100%一致以上が続く限り、memoQにセグメントを次々と前翻訳させることができます。memoQは翻訳メモリやライブ文書資料から100%以上の一致がない最初のセグメントで停止します。これを設定するには、次へ移動の設定リンクをクリックします。次へ移動の設定ウィンドウが表示されます。状況タブをクリックします。開始前およびフラグメント結合済みチェックボックスをオンにします。

4つのオプションがあります(最適なものから順に示します)。最初のオプションは既定で有効になっています(自動挿入がオンの場合)。残りのオプションから選択できます。

最初に、memoQは最適なTMまたは資料ヒットを挿入しようとします：

最初に、memoQは最適なTMまたは資料ヒットを挿入しようとします：

memoQはセグメントのすべての一致のマッチ率を確認して最適な一致を見つけます。最小マッチ率(M)スピンボックスで、最小マッチ率を設定できます。翻訳メモリまたは資料から得られた一致の一番高いマッチ率が最小マッチ率を下回る場合、memoQは自動挿入しません。

外部の翻訳メモリを使用しており、検索に含める場合、翻訳メモリプラグインを検索対象に含めるチェックボックスをオンにします。翻訳メモリプラグインを設定するには、オプションを開き、翻訳メモリプラグインを選択します。

TMまたはライブ文書資料からの一致を挿入できなかった場合、memoQは機械翻訳ヒットを挿入しようとします：

翻訳メモリからの適切なヒットがない場合に、MTヒットを挿入：機械翻訳プラグインがあり、かつ、翻訳メモリから一致が得られない場合には機械翻訳を挿入したい場合には、このチェックボックスをオンにします。このチェックボックスのチェックマークを外した場合、または機械翻訳を設定していない場合、memoQはこのステップをスキップします。

機械翻訳を設定するには：リソースコンソールを開き、MT 設定 をクリックします。MTプロファイルを選択し選択し、編集リンクをクリックします。機械翻訳設定を編集ウィンドウで変更を行います。

機械翻訳が利用できない場合、またはオフになっている場合、memoQはフラグメント結合ヒットを挿入しようとします。

• 翻訳メモリからの適切なヒットがない場合に、結合されたヒットを挿入：これをオンにすると、memoQは挿入条件に合うフラグメント結合一致があるか探します。

  フラグメント結合された一致は、ソーステキストが部分的に翻訳メモリの一致や用語ベースの用語で置き換えられたものです。多くの場合、テキストの一部はソース言語のままです。

• 最小範囲 (文字の%) (N)：フラグメント結合された一致を挿入する場合の条件として、ソーステキストの何%まで翻訳されていれば挿入していいかを設定します。例えば、60%に設定すると、memoQは翻訳されずに残るソース言語の文字が40%未満であれば、フラグメント結合された一致が挿入されます。

  ここまでで何も見つからなければ、memoQはソースをターゲットにコピーできます。

• 他のマッチが見つからない場合にソースをコピー：ヒットがない場合にmemoQがソーステキストを翻訳セルにコピーするには、このチェックボックスをオンにします。既定では、これはオフになっています。オンにした場合、memoQは1つのセグメントを確定するとその次のセグメントに必ず何らかのテキストを挿入します。