テンプレートの編集 - インポート前およびエクスポート後にドキュメントを変換するためのスクリプト

熟練者のみ:Windowsのスクリプト、プログラム、サービス、およびユーザーに精通していない場合は、この手順は行わないでください。こうした経験がない場合は、ITスペシャリストなどの熟練者に依頼する必要があります。

一部の文書は、memoQにインポートする前に変換する必要があります。これは、スクリプトを使ってプロジェクトテンプレートで行います。

テンプレートが必須です:これは、プロジェクトテンプレートから作成されたプロジェクトでのみ行うことができるものです。

プロジェクトテンプレートがすでにプロジェクトに存在する場合は、次のように機能します:

  1. 文書をプロジェクトにインポートします。
  2. memoQがプログラムを通じて文書を自動的に処理します。これにより変換された別の文書が生成されます。この手順は前処理と呼ばれます。
  3. 変換された文書がプロジェクトにインポートされます。
  4. 変換された文書で作業を行います。
  5. 文書をエクスポートすると、翻訳済みの変換された文書が生成されます。
  6. 続いて、memoQが別のプログラムを通じてエクスポートされた文書を処理し、元の形式に戻します。この手順は後処理と呼ばれます。

次に例を紹介します:

数年前まで、ヘルプドキュメントはXML形式でヘルプページを作成するプログラムで書かれていました。しかし、このXMLファイルを直接インポートした場合、セグメント (センテンス) がフラグメント化され、意味のある文にするためには2セグメントごとに次のセグメントと結合しなければなりませんでした。

このXMLファイルを少し異なるXMLファイルに変換するプログラムがあり、これを使った場合、フラグメントは最初から結合されました。この少し異なるXMLファイルをインポートし、翻訳しました。このファイルは、オーサリングプログラムが再び開けるよう、エクスポートされた後で元に戻さなければなりませんでした。このため、ファイルはセグメントを元どおりフラグメントに分割する別のプログラムで処理されました。(厳密には、同じプログラムが異なる引数で実行されましたが、まったく異なるプログラムが使われる場合もあります。)

これは、プロジェクトテンプレートで設定する必要があります。設定後は、そのプロジェクトテンプレートから作成したすべてのプロジェクトで変換が行われるようになります。

まずサーバーを設定します:オンラインプロジェクトでこれが必要な場合は、まずサーバーを設定します。これは、このトピックの後半の「できること」セクションで説明されています。

プログラムを作成または入手する必要があります:memoQには、文書またはプロジェクトに必要な変更を加えるためのプログラムは用意されていません。このため、プログラムは自分で作成するか、プログラマーから入手する必要があります。あるいは、memoQビジネスサービスに依頼すれば、有償でお手伝いします。

テキストドキュメントを準備または修正するには、ビルトイン検索と置換ツールを使用します:詳細については、検索と置換スクリプトに関するトピックを参照してください。

操作手順

  1. リソースコンソール リソースコンソールアイコン。 を開きます。
  2. 左側でプロジェクトテンプレート プロジェクトテンプレートアイコン。 をクリックします。
  3. 編集したいテンプレートを選択します。

    オンラインプロジェクト用のテンプレートやリソースを設定するには:オンラインテンプレートを使用します。リソースコンソールの最上部でmemoQ TMSを選択します。選択 選択アイコン。 ボタンをクリックします。

  4. リストの下で編集をクリックします。
  5. 左側で自動操作をクリックします。文書がインポートされる前に実行する変換を設定するには:インポート前のスクリプトタブをクリックします。文書がエクスポートされた後に実行する変換を設定するには:エクスポート後のスクリプトタブをクリックします。おそらく両方が必要になるでしょう。

projtemp_automatedactions_scriptimport

その他のオプション

完了したら

プロジェクトテンプレートを保存し、リソースコンソールに戻るには:OKをクリックします。

次のステップ:テンプレートの作業が終わったら、リソースコンソールを閉じて、テンプレートからプロジェクトを作成します。

プロジェクトテンプレートの作業を続けるには:他のカテゴリを選択し、他の設定を調整します。

リソースコンソールに戻り、プロジェクトテンプレートを保存しない場合は:キャンセル(_C)をクリックします。