バックアップから復元する

memoQ TMSですべてのデータの定期的なバックアップコピーを作成することを強くお勧めします。

memoQ TMSが故障した場合や、memoQ TMSを別のコンピュータに移動する必要がある場合は、バックアップ (通常は最新のもの) が必要です。

デプロイメントツールでバックアップコピーから復元できます：memoQ TMSセクションで、バックアップから復元をクリックします。しかし、それほど単純なものではありません。

バックアップコピーから復元する場合、バックアップが作成された時点とまったく同じ時点にmemoQ TMSが復元されます。memoQ TMSが完全に動作していたら、このようなことはしないでしょう。

同じバージョンのデータを復元する必要があります：たとえば、memoQ TMS 9.3 (任意のビルド) からデータをバックアップする場合は、memoQ TMS 9.3に復元する必要があります。

コンピュータネットワークとMicrosoft SQL Serverの運用経験があり、ここに記載されている内容がすべて明確でない場合は、変更を行わないでください。

  1. リモートデスクトップからmemoQ TMSコンピュータにログインします。
  2. バックアップファイルは、自分で保管するのではなく、サーバーコンピュータに保管してください。

  3. memoQ TMSをダウンロードし、パッケージを実行します。デプロイメントツールがインストールされ、起動します。

    バックアップと同じバージョンをダウンロードします：最新のバージョンをダウンロードするのではなく、バックアップパッケージが作成されたバージョンをダウンロードしてください。
    以前のバージョンにアクセスするには、Downloadsページを開きます。下にスクロールして必要なバージョンを探します。下矢印をクリックして、そのバージョンを展開します。オレンジ色のダウンロードボタンをクリックし、memoQ TMS行のダウンロードリンクをクリックします。
    1つだけ問題があります：パッケージ自体からバックアップパッケージのバージョンを見つけることはできません。バックアップを作成するときは、バージョンを書き留めておく必要があります。

  4. memoQ TMSセクションで、バックアップから復元をクリックします。Restore memoQ TMS from a backupウィザードでは、memoQ TMSもインストールされ、必要に応じてデータがアップグレードされます。

    SQL Serverに注意：memoQ TMSの「古い」インストールと同じバージョンおよびエディションのSQL Serverを使用する必要があります。たとえば、「古い」memoQ TMSがSQL Server 2012 Standard上にある場合は、SQL Server 2012以降およびStandardまたはEnterprise Editionを使用する必要があります。SQL Server Expressでは実行できませんし、SQL Server 2008でも実行できません。

    memoQ TMS cloudを自分のサーバーに移行する場合SQL Server 2014 Express以降が必要です。バックアップを取得するには、memoQ.com WebサイトでMy AccountのmemoQ TMS cloudサブスクリプションのページを開き、バックアップパッケージをダウンロードします。

    deptool-restore-mqs

  5. Restore packageボックスの横にある省略記号ボタン ellipsis_button をクリックします。開くウィンドウが表示されます。バックアップパッケージを探してクリックし、開くをクリックします。
  6. 復元プログラムが復元中のイベントを記録するログファイルを指定できます。これはオプションですが、強くお勧めします。Log fileボックスの横にある省略記号ボタン ellipsis_button をクリックします。形式を選択して保存ウィンドウが開きます。ログファイルのフォルダと名前を選択し、保存をクリックします。ログファイルはプレーンテキスト (.txt) ファイルになります。
  7. 復元プログラムは、バックアップファイルからサーバーの設定を戻すこともできます。サーバーが以前とは異なるネットワークにある可能性があるため、Configurations to restoreの設定が存在します。新しいサーバーアドレスを選択できます。内部アドレスと外部アドレスの詳細については、memoQ TMSのインストールを参照してください。

  8. 新しいサーバーが前のサーバーと同じWindowsドメインにある場合は、シングルサインオン設定を復元することもできます。復元後は同じユーザーがmemoQ TMSにログインできる必要があるため、これは重要です。通常は、シングルサインオン設定が復元されます。サーバーが別のドメイン内にある場合や、ドメイン内にない場合など、サーバーを復元できない場合は、Restore SSO configuration from backup packageチェックボックスをオフにします。

    別のマシンのSQL Serverを使用しますか？復元時に、データベースをホストするSQL Serverの接続文字列、ユーザー名、パスワードの入力が必要になる場合があります。

  9. 復元を開始するには、復元をクリックします。データベースと設定の復元が開始されます。

データベースの復元中にエラーが発生しましたか？これは、memoQ TMS cloudを自分のサーバーに移動したときに発生します。memoQ TMSのパスとデータベースのパスが「古い」サーバーと異なる場合に発生します。この場合は、データベースを手動で復元する必要があります。(復元ウィザードはそれ以外のすべてを復元します。完了後にこれを実行してください。)バックアップパッケージファイルをUNZIPし、データベースファイルを抽出します。.mdf 拡張子が付いています。これを行うには、SQL Management Studioがインストールされている場合はそれを使用することをお薦めします。そうでない場合は、sqlcmdプログラムを使用することもできます。sqlcmdでは、with replaceオプションを使用してデータベースを復元する必要があります。詳細については、便利なSQLコマンドのトピックを参照してください。

memoQ TMSのデータに何らかの問題が発生した場合は、そのデータの以前の状態を復元できます。これを行うには、以前のバックアップを復元する必要があります。

これは、デイリーバックアップがある場合にのみ実行してください：バックアップパッケージを使用する場合は、デイリーバックアップを実行することを強くお勧めします。そうしないと、先週または先月のバックアップファイルを復元した場合に、大量のデータが失われる可能性があります。デイリーバックアップの設定方法については、memoQ TMSのバックアップをスケジュールするのトピックを参照してください。

  1. リモートデスクトップからmemoQ TMSコンピュータにログインします。
  2. バックアップファイルは、自分で保管するのではなく、サーバーコンピュータに保管してください。

    必要なすべての権限があるかどうかを確認します：サーバーコンピュータの管理者であり、SQL Serverのbulkadminまたはsysadminの役割に属している必要があります。また、SQL Serverデータベースのdb_ownerの役割も必要です。これらの役割の設定方法については、便利なSQLコマンドを参照してください。

  3. 開始画面または開始メニューを開きます：Windowsキーを押します。
  4. memoQと入力し、結果が表示されるまで待ちます。リストで、memoQ Server Deployment Administrationをクリックします。
  5. プログラムの実行を確認するメッセージが表示される場合があります。はいまたは実行をクリックします。
  6. memoQ Server Deployment Administrationウィンドウが開きます。

  7. memoQ TMSセクションで、バックアップから復元をクリックします。Restore memoQ TMS from a backupウィザードが起動します。

    deptool-restore-mqs

  8. Restore packageボックスの横にある省略記号ボタン ellipsis_button をクリックします。開くウィンドウが表示されます。バックアップパッケージを探してクリックし、開くをクリックします。
  9. 復元プログラムが復元中のイベントを記録するログファイルを指定できます。これはオプションですが、強くお勧めします。Log fileボックスの横にある省略記号ボタン ellipsis_button をクリックします。形式を選択して保存ウィンドウが開きます。ログファイルのフォルダと名前を選択し、保存をクリックします。ログファイルはプレーンテキスト (.txt) ファイルになります。
  10. すべてをそのままにして復元をクリックします。データベースと設定の復元が開始されます。