翻訳メモリ設定

翻訳メモリ設定は、翻訳メモリパラメータ(一致しきい値やペナルティなど)を指定するルールのセットです。しきい値は、一致や良好一致として検知されるために、最低限クリアしなければならない一致のことです。ペナルティは、セグメントが手動で作成されたものではなく、整合によって作成されたものである場合、マッチ率から自動的に差し引かれるパーセンテージです。プロジェクト内のさまざまなユーザーにペナルティを追加することも可能です。

しきい値にはデフォルト値が挿入されており、3つ目の機能であるあいまい一致の調整(D)もデフォルトで有効になっています。この機能では、100%マッチより少ない翻訳メモリヒット内の数字、句点、大文字小文字、インラインタグの数を自動調整できます。これらのエレメントを手動で調整したい場合は、この機能をいつでも無効にできます。

複数の翻訳メモリ設定セットを作成できますが、プロジェクトに対しては1つのみ使用できます。プロジェクトホーム翻訳メモリ設定またはリソースコンソールでは、コンピュータやリモートサーバー上にあるセットを使用して作業することができます。翻訳メモリ設定の新規セットを作成、既存セットのインポートおよびエクスポート、コンピュータで使用するためにオンラインセットのクローン、選択したセットのプロパティの編集を行うことができます。

関連項目: