テンプレートの編集 - 用語ベース
テンプレートを使うことで、memoQはプロジェクトに対して用語ベースを自動的に設定することができます。
これにより仕事のクライアント、ドメイン、サブジェクト、および包括プロジェクトに固有の用語ベースを使うことができます。これらがこれらを使用して設定されている場合、memoQは特定の用語ベースを作成します。既存の用語ベースがすでに存在する場合は、既存の用語ベースを使用します。
用語ベースは、名前ルールを使って選択することができます。これは、用語ベースが複数あり、厳格な命名規則に従っている場合に機能します。
また、「固定された」用語ベースを含めることができます。これは、テンプレートを作成または編集するときにシステムにすでに存在する特定の用語ベースです。
用語ベースは同じシステムに存在する必要があります:サーバーにあるプロジェクトテンプレートを編集した場合は、そのサーバーの用語ベースのみを使うことができます。自分のコンピュータのプロジェクトテンプレートを編集した場合は、ローカルの用語ベースのみを使うことができます。
操作手順
- リソースコンソール を開きます。
- 左側でプロジェクトテンプレート をクリックします。
-
編集したいテンプレートを選択します。
オンラインプロジェクト用のテンプレートやリソースを設定するには:オンラインテンプレートを使用します。リソースコンソールの最上部でmemoQ TMSを選択します。選択 ボタンをクリックします。
- リストの下で編集をクリックします。
- 左側で用語ベースをクリックします。用語ベースペインが表示されます。
その他のオプション
右上で、プロジェクト、クライアント、ドメイン、サブジェクトチェックボックスの1つ以上にチェックマークを入れます。
memoQは、テンプレートからプロジェクトを作成したとき、プロジェクト、クライアント、ドメイン、またはサブジェクトの値が同じ用語ベースを探します。memoQは、これらのフィールドが一致するすべての用語ベースをプロジェクトに追加します。memoQは、一致するものがない場合は新しい用語ベースを作成しません。
例:テンプレートには、クライアントとサブジェクトチェックボックスにチェックマークが入っています。このテンプレートから、クライアントが'memoQLtd'で、サブジェクトが'memoQ'のプロジェクトを作成します。memoQは、クライアントが'memoQLtd'で、サブジェクトが'memoQ'の用語ベースを探します。1件が見つかりました:memoQはこれをプロジェクトに追加します。なお、両方のフィールドが一致する必要があります。
プロジェクトの情報から、名前を組み立て、その名前で用語ベースを探すことができます。
用語ベースを自動的に追加に名前のルールを入力します。このルールには、プレースホルダを使うことができます。
プレースホルダは、テンプレートの時点ではまだわからない情報のことです。これは、特定のプロジェクトが作成されるときに入力されます。それまでは、この情報はフィールド名で呼びます。
- プロジェクト:プロジェクトのプロジェクトフィールドの内容。これはプロジェクト名ではなく、その仕事が属するより大きなプロジェクトの名前です。
- クライアント:プロジェクトのクライアントフィールドの内容。通常、翻訳のエンドユーザーの名前。
- ドメイン:プロジェクトのドメインフィールドの内容。通常、ソース文書のより狭い範囲のサブジェクトやジャンル。
- サブジェクト:プロジェクトのサブジェクトフィールドの内容。通常、ソース文書の分野。
- テンプレート:プロジェクトテンプレートの名前。プロジェクトとリソースの作成元のテンプレートでプロジェクトとリソースをグループ化したい場合があります。
- SrcLangIso2:プロジェクトのソース言語の2文字のコード。
- SrcLangIso3:プロジェクトのソース言語の3文字のコード。
- TrgLangIso2:プロジェクトのターゲット言語の2文字のコード。用語ベースの名前はターゲット言語のそれと一致する必要があります。
- TrgLangIso3:プロジェクトのターゲット言語の3文字のコード。用語ベースの名前はターゲット言語のそれと一致する必要があります。
- TrgLangListIso2:ダッシュ(-)で区切られた、プロジェクトのターゲット言語の2文字のコードのリスト。
- TrgLangListIso3:ダッシュ(-)で区切られた、用語ベースの言語の3文字のコードのリスト。
- YYYY:プロジェクトが作成された年 (4桁)。
- MM:プロジェクトが作成された月 (2桁)。
- DD:プロジェクトが作成された日 (2桁)。
- HH-NN:プロジェクトが作成された時間と分 (2桁)。
例:名前ルールは{Client}-Mainです。クライアントが'memoQLtd'のプロジェクトを作成します。memoQは、'memoQLtd-Main'という用語ベースを探します。この名前の用語ベースがありません。memoQは、プロジェクトのすべての言語に対して用語ベースを作成し、プロジェクトでこれを使います。
memoQは、サーバー (またはローカルプロジェクトテンプレートで作業している場合はコンピュータ) にあるすべての用語ベースを、用語ベースを個別に追加に列挙します。実際には、次の2つのリストがあります:左側にはシステムにある用語ベースが表示されます。右側にはすでにプロジェクトにある用語ベースが表示されます。
用語ベースが多すぎる場合:名前のフィルタボックスに名前の一部を入力してフィルタをかけることができます。入力内容が含まれた名前の用語ベースだけがリストに表示されます。
- 用語ベースをテンプレートに追加するには:左側からその名前をダブルクリックします。
- 用語ベースをテンプレートから削除するには:右側からその名前をダブルクリックします。
用語ベースには言語が設定されています。ソース言語やターゲット言語ではなく、単なる言語です。用語ベースにプロジェクトの言語の一部が含まれていない場合は、欠落している言語を追加するかどうかをmemoQに指示できます。多くのバイリンガル用語ベースを保持する場合は、用語ベースに不足プロジェクト言語を自動追加チェックボックスをオフにします。
memoQ 8.5以前で作成されたプロジェクトテンプレートには、このチェックボックスはありません。古いテンプレートを新しいバージョンのmemoQ (8.6以降) にインポートすると、memoQによってテンプレートにチェックボックスが追加され、オンになります。
用語ベースにプロジェクト言語が不足:このチェックボックスをオフにして、このテンプレートを使用してプロジェクトを作成したとします。このページの設定に基づいて、memoQは用語ベースをプロジェクトに追加する必要がありますが、用語ベースとプロジェクト言語が1つのみマッチする場合、memoQは用語ベースを追加できません。ローカルプロジェクトは作成されますが、オンラインプロジェクトは作成されません。
完了したら
他のオプションを設定するには:プロジェクトテンプレートの編集ウィンドウで他のカテゴリをクリックします。
翻訳メモリを設定するには:左側で翻訳メモリをクリックします。
プロジェクトテンプレートを保存するには:OKをクリックします。
リソースコンソールに戻り、プロジェクトテンプレートを変更しない場合は:キャンセル(_C)をクリックします。