プロジェクト - レポートを作成

memoQ TMS 12.0 では、memoQweb で分析と編集距離レポートのみを作成できます。他の種類のレポートを作成するには、memoQ デスクトップアプリを使用します。

操作手順

管理者またはプロジェクトマネージャとしてmemoQwebにログインします。
有効プロジェクトリストでプロジェクトをクリックします。
画面の上部にあるReportsタブをクリックします。
レポートリストの上にあるレポートを作成リンクをクリックします。レポートを作成ページが開きます。

その他のオプション

複数の翻訳者が1組のドキュメントで作業している場合、翻訳者がセグメントまたはドキュメントをいつ翻訳するかを知ることはできません。つまり、誰が他の人の翻訳を使用できるかを知ることもできません。その結果、どの内部反復が使用されるかを予測できません。

結論：1人の翻訳者ではなくチームで翻訳する場合、事前に正確な作業の見積もりができません。正確な金額を調べるには、翻訳が終了した後で翻訳後分析を使用します。

チーム用にこれを設定するには、設定セクションで、これらの設定を使用します：

プロジェクトのTMおよびライブ文書資料を使用するチェックボックスをオンにします。これにより、memoQはプロジェクト内ですべての翻訳メモリとライブ文書資料を確認します。
均一性を計算チェックボックスをオフにします。セグメントの翻訳される順番がわからないので、memoQは内部のあいまい類似性をカウントすべきでありません。
ロックされた行を含めるチェックボックスをオフにします：ロックされた行を含むドキュメントを受け取った場合、ほとんどの場合、クライアントはその行に手を触れてほしくありません。
100%一致を繰り返しとしてカウントするチェックボックスを選択します：このオプションは、翻訳メモリから一致するものをすべて使用するよりも、一貫した翻訳が重要な場合に使用します。
クロスファイル繰り返しを含めるチェックボックスをオフにします。誰が繰り返しを使えるか分からないからです。

一人の翻訳者のプロジェクトでの作業量をカウントする

一人の翻訳者用に設定するには、設定セクションで、次のオプションを使用します：

プロジェクトのTMおよびライブ文書資料を使用するチェックボックスをオンにします。これにより、memoQはプロジェクト内ですべての翻訳メモリとライブ文書資料を確認します。
均一性を計算チェックボックスを選択します。memoQは内部のあいまい類似性も考慮します。つまり、memoQは、翻訳メモリが増大していく翻訳中に何が一致するかを予測します。

このジョブが実際に一人の翻訳者用である場合にのみ使用します：このジョブで複数の翻訳者が作業する場合は、均一性を計算チェックボックスをオンにしないでください。
ロックされた行を含めるチェックボックスをオフにします：ロックされた行を含むドキュメントを受け取った場合、ほとんどの場合、クライアントはその行に手を触れてほしくありません。
100%一致を繰り返しとしてカウントするチェックボックスを選択します：このオプションは、翻訳メモリから一致するものをすべて使用するよりも、一貫した翻訳が重要な場合に使用します。
クロスファイル繰り返しを含めるチェックボックスを選択します：一人の翻訳者がこの翻訳を処理するため、プロジェクト内の別のドキュメントから繰り返されるセグメントを使用できます。このジョブで複数の翻訳者が作業する場合は、オフにしてください。

編集距離レポートの設定を選択します。

memoQwebで比較できるのは、挿入一致テキスト対現在の翻訳だけです。memoQデスクトップアプリには、さらに多くの設定があります。

レポートの種類のセクションで、ドロップダウンから編集距離を選択します。

翻訳者の作業量を把握するために、この設定では、翻訳者の作業量とセグメントに挿入された翻訳メモリの一致とを比較します。

プロジェクト内のファイルごとに個別のレポートを作成するには、各ファイルの結果を表示チェックボックスをオンにします。作成されたレポートはより詳細で、タイプ別にすべての編集距離スコアを表示します（例：クロス翻訳済み、一致テキスト挿入なし、機械翻訳済みなど）。

このオプションをオンにすると、memoQは各ファイルの統計情報を計算し、すべてのファイルの概要を作成します。

作業量を文字数で取得するには、レーベンシュタインメソッドを使って距離を測定します。この方法は、挿入されたテキストがどの程度変更されたかではなく、翻訳者が作業した量を把握する場合により便利です。なぜなら、平均的な翻訳ジョブでは、多くのセグメントは最初に一致を挿入することなく新規で翻訳するからです。

作業が編集に近い場合のみ、あいまい一致を使います：大半のセグメントに一致があった場合は、割合のカウントが役に立ちます。バージョンが新しくなったテキストに合わせて翻訳を更新する場合で、ほとんど差異がないときにこうした状況が発生します。また、機械翻訳とポストエディットがあるときもこれに該当します。

Trados 2007スタイルのワードカウントを使わないでください：通常、memoQはMicrosoft Wordのように単語を数えます。Trados 2007スタイルのワードカウントを使うのは、クライアントが過去のバージョンのTradosを使用している場合のみにしてください。

レポートにコメントを追加する

必要に応じて、説明セクションのテキストフィールドに何かを入力します。レポートを作成すると、レポート名の後に情報アイコンが表示されます。説明を表示するには、マウスをアイコンの上に置きます：

1つのプロジェクトで同じ種類のレポートを多数作成する場合は、説明を使用してレポートを簡単に検索できます。

完了したら

選択した設定でレポートを作成するには：レポートを作成ボタンをクリックします。

レポートを作成せずにレポートページに戻るには：キャンセルリンクをクリックします。