擬似翻訳プラグイン設定

memoQ擬似翻訳プラグインは機械翻訳プラグインのようですが、テキストの翻訳は行いません。翻訳をシミュレートします。

擬似翻訳はソフトウェアのローカリゼーションに便利です。ソーステキストとは明らかに異なる「翻訳」を作成できます。これにより、翻訳用にインポートされていないソース文字列を見つけやすくなります。

擬似翻訳は、翻訳が使用可能なスペースに適合するかどうかをチェックする場合にも便利です。アウトプットに文字を追加したり、単語を結合および分割してターゲット言語の特性を模倣することができます。これにより、翻訳が元のテキストより短くなったり長くなったりする状況をシミュレートできます。

擬似翻訳は、ドキュメントがエクスポートされるかどうかをテストする場合にも便利です。複雑なフィルタを使用してドキュメントをインポートし、完全に翻訳されたドキュメントのエクスポートをシミュレートするには、擬似翻訳プラグインを使用します。これにより、最終ファイルをエクスポートできないという問題を回避できます。

操作手順

ローカルプロファイルの場合:

  1. memoQウィンドウの上部にあるクイックアクセスツールバーで、オプション quick-access-options アイコンをクリックします。オプションウィンドウが開きます。
  2. 既定のリソースペインで、MT 設定 mt-icon アイコンをクリックします。MT 設定ペインが表示されます。
  3. 使用しているMTプロファイルを選択し、リストで編集をクリックします。
  4. サービスタブで、プラグインを探し、その行をクリックします。オンになっている場合は、その行をクリックして擬似翻訳プラグイン設定ウィンドウを開きます。オフになっている場合は、その行を1回クリックしてオンにし、もう一度クリックして設定を開きます。

オンラインプロジェクトの場合:

  1. memoQウィンドウの上部にあるクイックアクセスツールバーで、リソースコンソール icon-resconsole アイコンをクリックします。リソースコンソールウィンドウが開きます。
  2. サーバーURLリストで、サーバーのアドレスを選択または入力します。選択icon-selectボタンをクリックします。
  3. 左側のペインで、MT 設定 mt-icon アイコンをクリックします。MT 設定ペインが表示されます。
  4. 使用しているMTプロファイルを選択し、リストで編集をクリックします。
  5. サービスタブで、プラグインを探し、その行をクリックします。オンになっている場合は、その行をクリックして擬似翻訳プラグイン設定ウィンドウを開きます。オフになっている場合は、その行を1回クリックしてオンにし、もう一度クリックして設定を開きます。

pseudo_translation_plugin_settings_dialog

その他のオプション

擬似翻訳にはいくつかの異なる設定を使用できます。言語やドキュメントタイプによっては、異なる擬似翻訳のアウトプットが必要になる場合があります。

「機械翻訳」された提案を生成:擬似翻訳をオンにすると、memoQはすべてのセグメントに対して「機械翻訳」の提案を行います。

完了したら

設定を現在の構成に保存します:保存をクリックします。設定にいくつかの言語ペアがリストされていることを確認します。擬似翻訳が機能するのは、現在の言語ペアに一致する設定がある場合だけです。

または、現在の設定を新しい構成に保存します:形式を選択して保存をクリックします。表示されるウィンドウで、新しい構成の名前を入力し、保存をクリックします。

設定を保存し、オプションウィンドウの既定のリソースタブ (またはリソースコンソール) に戻るには:OKをクリックし、もう一度OKをクリックします。

オプションウィンドウの既定のリソースタブ (またはリソースコンソール) に戻り、新しい設定を保存しない場合:キャンセルをクリックし、もう一度キャンセルをクリックします。

翻訳エディタでMT出力を使用するには:

  1. サポートされている言語ペアを含むプロジェクトを開きます
  2. プロジェクトホームまたはmemoQ オンラインプロジェクト画面の左側で、設定をクリックします。
  3. 上部バーで、MT 設定 アイコンをクリックします。
  4. プロジェクト内のMTプロファイル、またはプロジェクトに追加するMTプロファイルを選択します。リストの下にある編集をクリックします。
  5. 機械翻訳設定を編集ウィンドウのサービスタブで、左側にあるプラグインのチェックボックスをオンにします。
  6. 機械翻訳設定を編集ウィンドウの設定タブの翻訳結果領域で、オフ以外の設定を選択します。
  7. 編集用に文書を開き機械翻訳された提案を確認します

前翻訳でMT出力を使用するには:

  1. サポートされている言語ペアを含むプロジェクトを開きます
  2. プロジェクトホームまたはmemoQ オンラインプロジェクト画面の左側で、設定をクリックします。
  3. 上部バーで、MT 設定 アイコンをクリックします。
  4. プロジェクト内のMT設定リソース、またはプロジェクトに追加するMTプロファイルを選択します。リストの下にある編集をクリックします。
  5. 機械翻訳設定を編集ウィンドウのサービスタブで、左側にあるプラグインのチェックボックスをオンにします。
  6. 機械翻訳設定を編集ウィンドウの設定タブで、前翻訳ドロップダウンからプラグインを選択します。
  7. 前翻訳を実行します。前翻訳と統計ウィンドウで、TM 一致がない場合に機械翻訳を使用(M)チェックボックスをオンにします。(memoQはこれを覚えています。)