サポートされているソースドキュメント形式
memoQでは数多くのファイル形式をインポートおよびエクスポートできます。モノリンガル(単一言語)の形式もあります。ここで説明するファイル形式は、他のCATツールや他のmemoQユーザーとデータを交換するために使用されるバイリンガルファイル形式とは異なり、モノリンガルです。
別の種類のファイルに対しては、インポートフィルタと呼ばれるフィルタを使用して対応しています。文書リボンでオプションを設定してインポートをクリックしてフィルタと構成を変更を選択すると、文書のインポート設定ウィンドウが開きます。個々のインポートフィルタを設定するには、このダイアログを使用します。フィルタの中には、重要なカスタムオプションを提供するものもあります。
memoQは現在、以下のモノリンガルファイル形式をサポートしています:
- HTML文書 (*.html、*.htm)
- Microsoft Word文書およびリッチテキストファイル (*.doc、*.docx、*.rtf)
- Microsoft Excelファイル (*.xls、*.xlt、*.xlsx)
- Microsoft Excel XMLスプレッドシート (*.xml)
- Microsoft PowerPointファイル (*.ppt、*.pps、*.pot、*.pptx、*.ppsx、*.potx)
- Microsoft Visioファイル (*.vsd、*.vsdx)
- Microsoft Outlookメッセージ (*.msg)
- OpenOffice.org Write ドキュメント (*.odt)
- テキストファイル (*.txt、*.inf、*.ini、*.regなど)。これらには、非構造化フィルタと構造化フィルタがあります。
- SubRipビデオ字幕ファイル (*.srt)
- Adobe Framemakerファイル (*.mif)
- Adobe InDesign INXおよびIDMLファイル (*.inx、*.idml、*.indd)
- Adobe Photoshopファイル (*.psd)
- XML および SGML ファイル (*.xml、*.sgml)
- XLIFF files (*xlf; *.xlz)
- .NET リソースファイル (*.resx)
- Portable Document Format (PDF)
- Javaプロパティファイル (*.properties)
- Gettextファイル (*.po, *.pot)
- AuthorITプロジェクトr (*.xml)
- DITAドキュメント (*.dita)
- Translation Memory Exchangeファイル (*.tmx)
- FreeMindマインドマップ (*.mm)
- Microsoft Help Workshopファイル (*.hhc、*.hhk)
- Scalable Vector Graphicsドローイング (*.svg)
- Typo3ページ (*.xml)
- JSON (*.json)
- YAML (*.yaml)
- WPML XLIFFファイル (*.xliffまたは拡張子なし)
- ZIPパッケージ (*.zip)
1つのフォーマットに対して複数のフィルタ
一部のドキュメント形式では、memoQにいくつかのフィルタが用意されています。現在、HTML、XML、Word、Excel、PowerPointはこの方法でサポートされています。
- HTMLの場合は、意味のない書式タグが付いたテキストを表示するシンプルなHTMLフィルタを使うか、HTMLタグの内容も表示するシンプルなXMLフィルタを使うかを選択できます。
- XMLについては、シンプルなXMLフィルタや、XPathクエリを使用してインポートを制御できる、より強力なマルチリンガル XMLフィルタを使用できます。
- Word、Excel、およびPowerPointでは、PPTXフィルタを使用してPPTファイルをインポートしたり、DOCXフィルタを使用してDOCファイルをインポートしたり、XLSXフィルタを使用してXLSファイルをインポートしたりできます。
- この場合、memoQはまずPowerPointに対してPPTファイルをPPTX形式で保存するように要求し、その結果作成されたPPTXファイルを読み取ります。
- Office 2007以上がインストールされている場合
- Excelファイルの場合は、より柔軟なインポートオプションを提供する別のフィルター(多言語テキスト (区切り記号付き) フィルタと呼ばれる)があります。